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マネーフォワードグループに新たな仲間がジョイン。ホームカンパニーとNext Solutionで目指す新たな挑戦。

みなさん、こんにちは!マネーフォワード広報部の森谷です。

2022年4月13日、マネーフォワードグループに、ファイナンシャルプランナー(以下「FP」)への相談サービスを提供する株式会社Next Solution(以下「Nexsol」)が新たな仲間としてジョインすることを発表いたしました。

今回はホームカンパニーに関わるグループジョインということで、このお2人にグループジョインの背景や、これから共に挑戦していきたいことを改めてお伺いしました。

写真左:小勝通光さん、写真右: 木村友彦さん

インタビュイー紹介

株式会社Next Solution 代表取締役 社長
小勝 通光さん
(写真左)

株式会社マネーフォワード ホームカンパニー執行役員
木村友彦さん
(写真右)

個人のお金の課題を解決する、更なる進化のために。

ー早速ですが、今回のグループジョインの背景についてお伺いできると嬉しいです。マネーフォワード目線ではどうだったのでしょうか。

木村:
実は2年ほど前、老後2,000万円問題が社会的な話題に挙がり始めた頃から、FPの方と一緒に、個人のお金にまつわる課題解決ができないかと考えていました。

というのも、その頃の『マネーフォワード ME』では、「今月も家計が黒字だった!」「自分の貯金が今いくらなのか分かる!」という、”見える化”を提供することは出来ていたものの、実際の課題解決までは寄り添い切れていない状況でした。『マネーフォワード ME』を見ても、このままいけば老後は安心か否か、そして何をすると良いのか、分からないのでは?と感じていました。

ー最近の『マネーフォワード ME』は、見える化のみならず、お金にまつわるアクションを促す存在に変化していると思います。その中でも、どうしてもプロダクトだけでは拾いきれない課題もあるということでしょうか。

木村:
我々はこれまでWEBやアプリのプロダクトを通して、利用者の皆さんに寄り添うことを第一に、価値を届けられるよう前に進んできました。しかし、お金の課題というのはプロダクトだけではなく、人の存在、つまりはFPの方々と協力して、一緒になって解決した方が良いこともあると考えていました。

大変ありがたいことに、現在提供している『マネーフォワード お金の相談』では、多くのFPの方々がこの考えにご賛同いただき、『マネーフォワード ME』の利用者の課題解決に向けて共に動いてくださっています。

個人のお金の課題を解決する、その仕組みを更に進化させるためにも、WEB・アプリとリアルが融合する体制づくりを強化していこうと考えました。そこで、その体制づくりを一緒になって動いてくださる方を探していたところ、Nexsolさんと出会いました。

「業務効率が変わり、本質により目を向けられるかもしれない」という期待。

ー小勝さんはどのような経緯でマネーフォワードグループへのジョインを意識くださったのでしょうか。

小勝:
実は、所属しているFPが自主的に、日ごろからご相談いただく方々に向けて『マネーフォワード ME』を活用するように推奨しているんです。

それゆえに実際の業務の中で、マネーフォワードさんのサービスに触れる機会も多く、その存在を意識していったように思います。

ー日ごろから『マネーフォワード ME』を業務の中で活用してくださっていたんですね!それはどのような経緯からだったのでしょうか?

小勝:
FPはご相談いただく方々の家計の現状分析を行うことと、その方のライフプランニングに寄り添う最適な解決策の提案が重要です。

その中でも、家計の分析は、実はずっと手作業で行っていました。ヒアリングを行い、Excelに打ち込んで現状分析をして…と非常に膨大な時間がかかっていました。ライフプランニングに沿った提案を考えるまでに乗り越えなきゃいけないものが沢山あったんです。

しかし、『マネーフォワード ME』を見てみると、その分析に必要な情報、つまり家計の状況が蓄積されていて、パッと見て分かるように整理されていますよね。これを1か月間まずは使っていただくことで、家計の現状分析がとてもやりやすくなりました。

この経験から、マネーフォワードさんが提供しているサービスを使うことで、FP業務の効率化も目指せると感じましたし、きちんと一人ひとりに寄り添った提案を考えることに時間を割けるようになると考えました。

ーご相談者に寄り添い、提案のクオリティを更に上げていく。そんなFP業務の本質に目を向けることに繋がると感じていらっしゃったんですね。

小勝:
そうですね。我々は特に、ご相談くださる方々のライフプランニングのサポートに力を入れたいと会社全体で考えています。それぞれのライフプランニングを行わずに、金融商品をご提案するのは、本質的ではないと感じているんです。

だからこそ、マネーフォワードさんと一緒にアクションしていくことで、テクノロジーの力を借りながら、その本質により焦点を当てることができると感じました。

これは余談なのですが…2018年の「お金のEXPO」でFP相談会のお手伝いをさせて頂いたこともありました。そのイベントで初めて、『マネーフォワード ME』はこれだけ多くの人が集まるサービスなんだ!と感じましたし、この多くの人のライフプランニングや、今感じている課題を解決するお手伝いできたら、もっと良いだろうな、と感じていました。

共に持っていた、ユーザーフォーカスな想い

ー解決したいこと、フォーカスしたいこと、その考えが一致してのグループジョインだと思います。事業や人の面もそうですが、互いの印象はどうだったのでしょうか。

木村:
Nexsolさんのホームページにも大切にされている想いが書かれているのですが、我々が大切にしたい事と一緒だと感じることが多くありました。それは、Nexsolさんがとことんユーザーフォーカスであるということです。

すべての保険代理店やFPの方々に当てはめるのは違うとは思いますが、ビジネスモデル上、保険を販売しないことには売上に繋がらないという瞬間があると思います。どれだけお客様に寄り添っていけるかと、ビジネスの成立は、とても難しいバランスです。

しかし、小勝さんが冒頭でお話しされていたように、とにかく考えていらっしゃったのはご相談者の皆さんに寄り添うことでした。一人ひとりが納得するライフプランニング無しには提案は出来ない、という考えにとても感動し、今後のお金の課題解決に向けて、ぜひ一緒に動いていきたい!という想いが湧き上がりました。

実際に所属されているFPの皆さんと、ホームカンパニーのメンバーと共に行った半日合宿では、まさにこのマインドを感じられるアイデアや意見が飛び交い、共通の想いを認識した瞬間でしたね。

小勝:
木村さんが仰っているように、ご相談くださる方々がライフプランに納得いかずにこちらから金融商品をご提案しても、それは全く意味を成さなくなると考えています。ユーザーフォーカスはNexsolとしても重要だと考えているため、この点で互いの共感は一番印象的なことでした。

それから私からみたマネーフォワードさんは、若くて元気な印象で驚きました!実際の年齢的な若さも勿論ですが、「ユーザーの課題を解決していこう!」と、いきいきした空気とバイタリティを感じました。

グループジョインを発表した後の会議でも、利用者の皆さんに提供したい価値を実現するために、あらゆる角度で物事を考えていらっしゃいましたよね。この方法なら実現できるのでは?という議論が生まれていて、ユーザーフォーカスのバリューを体現されていると思いました。
それでいて皆さん気さくで、心遣いのある社員の方々が多く、素敵な印象を受けましたね。

木村:
バイタリティと言えば…小勝さんの将来の目標も、バイタリティ溢れる内容でしたよね。「いつかキャンピングカーに乗って、全国の皆さんのライフプランニングをお手伝いしたい!」と仰っていたのを覚えています。笑

小勝:
そもそもNexsolを立ち上げるきっかけも、一人一人に合った人生の課題解決の方法を提供し、喜んでいただきたいという想いからでした。いつかはキャンピングカーの夢も達成できたら嬉しいですね。笑

これからともに目指す挑戦

ー先日も両社で今後目指す挑戦について改めて協議されたと伺いました。現在考えていらっしゃる、ともに挑戦していきたいことを教えてください。

木村:
22年4月の決算説明会でも発表させて頂いた、『マネーフォワード お金の相談』との連携を行っていくのは勿論なのですが、それ以外にも考えていることがあります。

たとえば、結婚や出産など、大きなライフイベントを迎えるタイミングを検知して、適切なライフプランニングと、保険やそれ以外のソリューション提案を利用者にお届けできるようにしたいですね。

オンライン上でライフイベントに関するアドバイスを提供するのは、日々お金への意識が高まるきっかけになり、プラスに働く可能性もあります。その反面、どこかでアドバイスできる内容に限界が来ることもあり得ますし、一方通行になってしまうこともあると思います。

これこそネットとリアルの融合で解決できることだと思っていて、人生の大切な節目でFPの皆さんに相談していただき、納得して人生を歩んでいただける仕組みづくりをNexsolさんと挑戦したいと考えています。

小勝:
そうですね。オンラインだけではカバーできない部分で、FPによる解決のお手伝いができたらと思っています。また、FPがリアルでご提案した内容も、オンライン上にデータとして残し、更に良い循環を生めたら良いですよね。

最近は特に、ライフプランニングの作成や見直しが無いまま「なんとなく提案されたから金融商品を購入してみた」という方が多いような気がしています。プランが無くても保険などの金融商品を購入出来るのも事実です。でもそれでは最終的に、「何でこれを購入したんだっけ?」「何でこれに加入したんだっけ?」と後から違和感を覚えるようになってしまいます。

納得したライフプランニングがあれば、FPもお客様のことを深く理解することができますし、保険だけでなく、住宅ローンの考え方など、人生に関わるお金のことをお伝えすることができます。

これはあくまでイメージですが、マネーフォワードさんがひとつの”お金の病院”だとして、Nexsolはその中で「このお金の悩みなら○○科で解決していきましょうね!」と、込み入った課題にも具体的にアドバイスしていける、そんな状態が良いな、と考えています。

木村:
互いの想いが揃っているからこそ、一番に利用者の皆さんに向き合って、寄り添っていける、パートナーのような存在になれると感じています。

既に多くの実現したいことが出てきていますが、このグループジョインを通じて、ともに思い描く理想に向かって動いていけたら嬉しいです。

おわりに

両社がユーザーフォーカスの精神を大切にしているからこそ、実現した今回のグループジョイン。ユーザーフォーカスの上に成り立つ、利用者の皆さんのライフプランニングとその納得感もキーワードとして挙げられました。

また、小勝さんは上記のお話の他に、個人が選択する金融商品は、手元にあることで安心と幸せを感じるものであって欲しいとお話しされていました。それは、自分の大切な人のために将来を想って選択する商品でもあり、万が一の贈り物にもなり得るからです。

納得感のその先に安心と幸せが生まれる状態であるように、利用者の皆さんが将来を見つめ、お金の課題を解決していくそのパートナーとして、ホームカンパニーとNexsol社は共に前進してまいります。

今回のnoteに登場するサービスはこちら

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