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「保険の見直し」、「マネーフォワードの生命保険」に込めた、人生の不安を減らし可能性を大切にしてほしい熱い想い

こんにちは、マネーフォワードホームカンパニー採用広報チームです。

現在ホームカンパニーのサービスには『マネーフォワード 固定費の見直し』シリーズがあります。2020年では電気代、2021年では保険料を対象にユーザーに向けて提案してきました。

今回は『固定費の見直し』シリーズの事業を進めてきたこのお二人に、「保険の見直し」サービスについて改めて聞いてみました!

マネーフォワードのプロダクトづくりの裏側をみなさんにもシェアしながら、ホームカンパニーの魅力を知ってもらえたら嬉しいです!

今回お話を聞いたのはこの方々!

最初から笑顔がまぶしすぎる!

西 剛男さん(写真左。以下「西さん」)
HOMEカンパニー HOME本部 事業開発部
『固定費の見直し』「保険の見直し」プロダクトマネージャー

志賀 俊一さん(写真右。以下「志賀さん」)
HOMEカンパニー HOME本部 事業開発部 部長

ー早速なのですが改めて「保険の見直し」サービスについてお伺いしてもよいでしょうか?

志賀さん:
はい!でも今回はせっかくなので、プロダクトマネージャーの西さん中心でお願いします。僕は重要なところで登場しますので(笑)

西さん:
本当ですか?(笑)では、今回はメインで私が。

『マネーフォワード 固定費の見直し』は2020年からスタートして、2021年の7月に「保険の見直し」というサービスを開始しました。最初は、『マネーフォワード ME』の家計簿のデータを基に、今入っている保険の要不要を診断することからスタートしていました。

ー要不要の診断ができるというのは、『マネーフォワード ME』ユーザーからも好評でしたよね。今ではもう少しサービスのフェーズが変わったかと思うのですが、いかがでしょうか?

西さん:
今は要不要の診断から更に1歩踏み出した形で、『マネーフォワード ME』の家計簿データを参考に、実際に自分に必要な保障額を一定期間毎に診断、保障額の変更、保険料の変更ができるサービスを「マネーフォワードの生命保険」でリリースしました。フェーズでいうと現在はフェーズ3、という所でしょうか。

ー保険の領域に関わるにあたって心がけていたことや、意識していたことはありますか?

西さん:
保険というのは、世の中一般的に色々な人が不安に感じていることの支えになれると言いますか、人生の不安を軽くできるものではないかと考えています。それゆえ、ビジネスとして可能性のある領域とも言えます。しかしいくら可能性のある領域だからと言っても、私たちが何個も保険の種類を用意すれば良いわけではありません。そこにマネーフォワードとしてのサービス価値を出していく必要があります。
実際に形にする時にユーザーのためになるのか、マネーフォワードのビジネスとして成立するのか。ユーザーフォーカスで考えつつ、サービス設計をしていかなくてはという考えを常に持っています。

そして『固定費の見直し』に関わる中で、実際にユーザーへ保険に対してどう関わっているのかをアンケート調査してみました。すると結果として7割以上の方は保険に加入しており、その中でも多くは対面販売で保険に加入されていることが分かりました。

ただ一方で、オンラインかつある程度自分の判断で保険を見直したり、乗り換えたいという意見も多く見られたんですよね。しかし、ネットダイレクトの保険に加入されていたのはごく僅か。

そういったニーズがあるのであれば、ちゃんとユーザーさんのニーズに合う、コストパフォーマンスの良いネットダイレクト型の保険を、マネーフォワードとしての価値と共に提供していくのが良いのではないか?と考えました。

志賀さん:
今世の中には沢山の保険に関連するサービスがあると思うのですが、それをそのまま同じ様にマネーフォワードで行うのではなく、先ほど西が話してい たように、独自の価値を乗せていかないといけません。

その時に、「資産連動型」というキーワードが出てきました。これまで『マネーフォワードME』を通してユーザーの家計や資産管理をサポートしてきたのだから、保険の面でも、ユーザーそれぞれの今の資産から考えた提案ができれば良いのではないかと思ったからです。

それから、保険に加入する=保険料を払い続けていくわけですから、日ごろの家計にも少なからず影響が出てきますよね。加入者が自分の意志で保険の見直しを行う機会を提供できれば、その時々の個の人生に沿った家計の最適化を叶えていけるのではないかと考えました。

ーまさに「保険の見直し」サービスはフェーズ毎に進化していますが、この資産連動型の保険を提供することは初期段階から目標として置かれていたんですね。

西さん:
そうですね。構想を膨らませ、我々のこの想いを一緒に届けて頂ける企業さんはいないかな…と考えていた時、今回の「マネーフォワードの生命保険」を一緒に提供下さっているライフネット生命様に出会いました。

志賀さん:
ライフネット生命様は、一般的に保険契約者が支払っている保険料が、どの様な構造になっているのか透明性高くユーザーに伝えていて、ユーザーフォーカスの面で重なる部分があり、一緒にこの事業の取組みができればと話が進んでいきました。

素敵なメンバーの方々も出向下さって、やりたい事が沢山ある中、チームとして動けるスピードが向上しました。

ースピードと言えば…!西さんはこのサービスで昨年社内のCulture Hero ”Speed”を受賞されていますよね。受賞時のスピーチで、やりたいことを何個も挙げながら…と話されていたのですが、その事を少し聞かせてください…!

提供したい価値は沢山…!

西さん:
さてやるぞ!となった時から非常に多くのアイデアがあり、それはサービスリリース後も増え続けていて…フェーズ2のリリース時点で「やりたい事リスト」に66個の保険にまつわる提供したい機能やサービス案が溜まっていました。自分にパワーが無限にあったら一気に叶えられますし、価値としてユーザーに届けられるんですが…(笑)

そのアイデアの中に現実的な優先順位を付けてスタートしています。でも今後もフェーズ毎にアイデアは還元していきたいなと考えています。

ーちなみにもう少しSpeed賞の裏側のエピソードを聞かせて頂いても良いですか?

圧巻のスピードだったよね…!

志賀さん:
これは「保険の見直し」診断機能のリリースと絡む話で…最初に診断機能を提供しよう!となってからの企画、開発、リリースまでのスピード感は勿論だったんですが、その後ユーザーの反応を見てからの速さが圧巻だったんですよね。

西さん:
最初は家計や資産にフィットする形で、今の個人の貯蓄や受けられる社会保障を踏まえ、最小限で保険を組むとしたら…というロジックを作ってリリースしました。それが21年7月。
ユーザーからの反応は色々なものがありましたが、その中に「子供が成人するまでの期間で計算したい」という声がありました。

フェーズ1としてリリースしたばかりでしたが、フェーズ2として平均寿命からの逆算や、子の誕生〜成人までの計算もロジックに加えて診断機能をアップデートできるように頑張りました!それが21年の8月のことでしたね…!期間として振り返ってみると…1か月ほどです。

ーす、すごい…圧巻のSpeed、西さん。フェーズ2までは診断機能の提供だったかと思うのですが、次はフェーズ3。「マネーフォワードの生命保険」の部分に話が入ってくると思うのですが、どんな裏側があったのでしょうか?

西さん:
はい。まさに「マネーフォワードの生命保険」の提供段階に入っていくわけですが、資産連動型かつ見直しも提案して…という保険はこれまで前例がなく…。過去にユーザーの声を聞いているからこそ、高いニーズがあることは分かっていても、リリースすることに不安が無かったといえば嘘になります。

でも、例えば、ある結婚した2人がそれぞれの収入を入力すれば、最低限必要な保障額にして保険料を抑えられたり、「自分が相手を養っていくぞ!」と考えていた人も、相手の一生を支えるために備える必要なお金が分かったり。自分たちに必要なお金が分かって、それに対してどれだけ備えれば良いのか分れば、人生の不安が減りますよね。漠然と不安にお金かけるのではなく、そういった新たな気づきになってくれたらという想いが勝ちました。

ー熱い想いですね。この想いをカタチにしていくには、仕事における2人の関係も大切なポイントだと思うのですが、部長の志賀さんとプロダクトマネージャーの西さんは日ごろどの様に連携して動いているのでしょうか。

2人の日ごろの連携を例えるなら…?

西さん:
分かりやすい表現で言うと…何だろう…やっぱり僕が馬で、志賀さんが騎手…?(笑)これをやりたいです!!とアイデアをぶつけて、志賀さんが手綱を引いてくれている感じがします!(笑)

志賀さん:
たしかに、そうですね!基本的に西さんは、ユーザーに届けたい価値やプロダクトのビジョンに向かって突っ走っていく強い力があって、自由に走ってもらう方が僕としても一番効率が良いと思っています。
だから…例になぞらえて言うなら、僕が馬場を整えるというのかな?西さんが走れるレース場の整備をしています(笑)

西さん:
そういった連携で進められるのも、実はマネーフォワードだから、というのはあるかもしれないですね。以前所属していたのは割と規模の大きな会社で、あまり突っ走ってしまっても逆に組織的な壁にぶつかるというか。コンセンサスをとる作業に時間がかかってしまって、プロダクト作りに100%集中するにはちょっと難しかったかな、と思います。

志賀さん:
たしかに、そうかもしれないですね。マネーフォワード、そしてホームカンパニーはまだベンチャーの雰囲気があり、意思決定のスピードも早いです。だからこそ、馬場の整え甲斐があります。走り甲斐もありますよね?(笑)

西さん:
あります、あります。事業の立ち上げと、成長、プロダクトマーケットフィットのためにがむしゃらになれています!集中できる分、難しい課題も沢山ありますが、自分たちがやりたいことのために時間を使えているので、そこにパワーをかけられる楽しさを感じています。

ー最後に『固定費の見直し』サービスで叶えたい世界観について、西さん、ぜひお願いします!

西さん:
インタビューの途中にも志賀さんが話していた「ユーザーの家計を最適化したい」という想いでこのサービスは始まっています。

「保険の見直し」の部分でも、人生で感じる不安に対して、どれほどの備えがあれば大丈夫か把握してもらい、実は投資に使えるお金が生まれて、お金を増やして、家計改善できる!…そういう新たな可能性に目を向けられるような世界、「マネーフォワードに任せておけば大丈夫」が広がる世界に出来る様にこれからも頑張っていきたいと思います!

編集後記

なにやら楽しそうに言い合っている2人。

終始2人の熱い想いと、信頼関係が見える素敵なインタビュータイムでした!

志賀さん、西さんが所属する事業開発部では現在仲間を募集中!
2人のことが気になるぞ!もっと知りたいぞ!ホームカンパニーで一緒に働いてみたいぞ!という方、ぜひご応募もお待ちしております!

みんなにも読んでほしいですか?

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